中学受験で「公立中高一貫校」を検討、関東49.6%、関西34.9%

学習塾「栄光ゼミナール」が「中学受験」について、関東、関西在住で、中学受験を検討している小学生の子供を持つ30~49才の男性500名、女性500名、合計1000名に対し、インターネットリサーチを2009年11月26日~12月4日の9日間で実施し、その結果を発表しました。

それによると、

「公立中高一貫校」受験を検討している割合を地域比較したところ

関東49.6%

関西34.9%

という東高西低という結果が出ました。

これは公立中高一貫校の有数の進学校が関東のほうが充実していることからきていると思われ、2009年全国公立中高一貫校の高倍率ランキングのうち10位までみると、

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中高一貫校

どう選び、どう入れるか? 受験を考える親子の必読書!

『中高一貫校』 日能研進学情報室

中高一貫校.jpg

序章 親の意志がすべてを決める時代へ;
第1章 中高一貫校とは何か
第2章 中高一貫校の特徴
第3章 中高一貫校の多様な校風
第4章 よい中高一貫校の探し方
第5章 中高一貫校の現状と課題
終章 中高一貫校情報の見つけ方


いまや東京なら三人に一人、首都圏でみても五人に一人は、中学受験をしています。その受験校は、ほとんどの場合が中高一貫校です。

では、どうしてこれほど受験が盛んになったのでしょう。大学進学に有利だから? 
教育熱心な家庭が増えたから?

もちろんそれらもありますが、実は、それ以上に大きな魅力が、中高一貫校にはあるのです。歴史や校風の理由、そして受験情報の読み方、さらには学校選びの具体的な方法まで。

中高時代は多感な時期です。大切な我が子の「預け先」を間違えないために、ぜったい知りたいポイントが満載! 受験を考える親子の必読書!

『中高一貫校』 日能研進学情報室


公立中高一貫校のいいところ

2007/11/20 ベネッセ教育サイトに「公立中高一貫校のいいところはこの3つ」と題した教育ニュースを発表しています。いいところ3つをこの【公立中高一貫校】公立中高一貫校のいいところはこの3つの教育ニュースでは、


1、6年間一貫教育の中で、 自分の将来の目標を持たせ、目標に向けて自ら学ぶ姿勢を育てます。 また、多感な年頃の6年間でもあるため、生徒の微妙な変化に気づいて対応できるのも一貫校ならではです。

2、体験学習が多く、異年齢の生徒との交流も盛んなため、人間的な成長が期待できます。 体育祭や文化祭はもちろん、合宿を通じてまわりとの協調性や自主性も養えます。 海外での語学研修で語学力を磨くなど、国際性豊かな人材の育成に取り組んでいる学校もあります。

3、公立中学校・高校と同額程度の学費であること。 一貫校であっても最初の3年間は義務教育期間に含まれるため、授業料は無料です。 高校にあたる後半の3年間も授業料は公立高校と同程度となります。


と述べています。

1と2については、私立中高一貫校のメリットと重なる部分がありますが、3についてが、非常に魅力的。
特に義務教育機関の授業料無料は大きい。高校になって有料となっても、私立と比べれば家庭の負担はまったく違ってきます。これが一番魅力的なポイントになるでしょう。

考えなければならないのは、1と2の充実度がどうか?

制度として中高一貫6年教育があるのは私立と同等としても、その期間内のフォローや充実度はいかほどのものかというのは、学校によって、設立されてからの実績によっても違ってくるでしょう。特に新設された学校については、どのような運営が行われ、どの程度信頼できるのかは未知数というのが本当のところでしょう。この点を考えて受験しなければいったん入ってしまうと方向転換が難しい面があります。

9、公立と私立の中高一貫校は何が違うのか?

公立の中高一貫校が説明会をすると、どこでも満員御礼で、人はあふれんばかりに集まるそうです。

なぜか?

それは「中高一貫」にこめられたイメージ。これまで「中高一貫」といえば、名門の国私立の学校がその代名詞だったわけです。

受験を潜り抜けてまずこの名門国私立校に入るのが大変。また入ったら入ったで、かなりの速いスピードで進む授業についていかなければならない。

俗にいう、2・3・1制です。

中学の勉強を2年で、高校の勉強を3年で、最後の1年は受験体制で臨む。そして、親も授業料や寄付金等などで子供と同様、大変な思いをして6年間を過ごす。

その結果、何がもたらされるかと言うと、名門国私立高校のたたき出す大学実績です。

   2006年高校別東大合格者数一覧    

   ■私立 ※公立 ○国立

    1位  ■開成 東京     140
    2位  ■麻布 東京      89
    2位  ○筑波大付駒場 東京  86
    4位  ■灘 兵庫       80       
    5位  ○学芸大付属 東京   77  
    6位  ■栄光学園 神奈川   70  
    7位  ■桜蔭 東京      68 
    8位  ■海城 東京      52
    9位  ■ラ・サール 鹿児島  50   
   10位  ■駒場東邦 東京    46
   11位  ○筑波大付属 東京 45
   12位  ■聖光学院 神奈川   44
   13位  ※岡崎 愛知      36   
   14位  ■東大寺学園 奈良   35
   15位  ■広島学院 広島 33
   15位  ■久留米大付設 福岡  33    
   17位  ■桐朋 東京 32
   18位  ■武蔵 東京 30
   19位  ■巣鴨 東京 29
   20位  ※宇都宮 栃木 28
   20位  ※一宮 愛知 28
   20位 ■女子学院 東京 28
   20位 ■洛南 京都 28


東大合格者数20位までのうち、公立高校は3校、国立が3校、私立は17校。

中高一貫という甘美な響きは、実は私たちにとって、この圧倒的な大学実績によってもたらされていたのではないかと思います。

これだけ私立の中高一貫校の強さをもう長い間見せられ、聞かされれば、やはり中高一貫に行かねば、ダメかと脳の中にインプットされてしまいます。

そこにもってきて、今、世間では2極化というくくりで、東大合格者の平均年収は1000万以上というデータを突きつけられれば、下を向くしかありません。

実は、そうした素地のあるところに、「公立の中高一貫校」という魅力的なキーワードが入った学校を急速に設立していくという国のプロジェクトが重なり、今や「公立の中高一貫校」の説明会には、人があふれることになる背景があると思うのです。


  <お役立ちリンク集>


中学受験の親技


公立中高一貫ネット


Honma Note


 

公立中高一貫校について

公立中高一貫校の入試

設立の背景と現状

全国の公立中高一貫校

  北海道

  青森県  岩手県  宮城県

  秋田県  山形県  福島県

  東京都  千葉県  神奈川県

  埼玉県  茨城県  群馬県

  山梨県  長野県  新潟県

  石川県  福井県  栃木県

  愛知県  静岡県

  岐阜県  三重県

  大阪府  兵庫県  京都府

  滋賀県  奈良県  和歌山県

  岡山県  広島県

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