来年から「抽選」廃止 中高一貫校の選抜法
今後この抽選廃止の流れは強くなり、最終的には抽選は廃止されることになるでしょう。この傾向は国立附属中学校でも加速すると思われます。
2007年10月04日 佐賀新聞
佐賀県教委は3日、来年度の中高一貫校入学者の選抜方法のうち、これまで最終段階で実施してきた「抽選」を廃止すると発表した。今後は、生活面の評価を従来より重視。適性検査、面接に加え、各学校が行ってきた独自検査を工夫する。また、透明性を高めるため事前に配点を公表、独自検査の結果も開示する。
中高一貫校の選抜は「受験競争の激化、低年齢化を防ぐ」とし、5年前の導入時から適性検査、面接などで児童を幅広く選び、最終的には抽選で合否を決めてきた。
県教委は抽選廃止について県民から「学校では努力すれば報われると教えている。抽選は偶然性に左右され、小学生が理解するのは無理がある」と意見が相次いだことや、全国的に抽選を実施する都道府県の割合が減ったことを理由に挙げた。
一方で、市町教育長への調査では抽選の廃止に対し「賛成」が8人、「反対」が9人、「その他」が6人と意見が分かれた。また、抽選の継続を求める声があったことにも触れ、県教委は「問題意識を持ち続けたい」とした。
検査結果の開示の範囲や、配点などの詳細は、20日から開く学校説明会で、児童と保護者に説明する。